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妊娠中の歯についての基礎知識

妊娠中に知っておきたい歯の基礎知識

妊娠中のお母様にとって一番の心配事はお腹のお子様が元気に生まれてくるかということです。
しかし、そのことばかりに気をとられ、お口のケアを疎かにしていると健康を害してしまう危険性があります。

こちらのページではお母様と子ども・赤ちゃんと妊娠中ママの歯医者さん、世田谷区用賀の「マメデンタルクリニック」が、妊娠中に知っておきたい歯の基礎知識をご紹介します。

むし歯の特徴についてのおさらい

[画像]むし歯の特徴についてのおさらい

むし歯はミュータンス菌をはじめとする、お口の中の細菌によって起こる感染症です。
むし歯菌などの細菌が集まると、「バイオフィルム」と呼ばれるネバネバした物質で表面をおおうので、歯ブラシではなかなかすべて取りのぞくことはできません。
バイオフィルムは水に溶けず、歯の表面にしっかりとくっついて細菌の巣であるプラークを形成します。

むし歯菌は砂糖をはじめとする糖分を栄養素として取りこむ際、酸を排出して歯を溶かします。
「糖分」というとつい甘いものばかりを想像してしまいますが、米やパンといった炭水化物にも糖分が多く含まれているため注意が必要です。
料理の味つけにも糖分が使用されるので、ほとんどの食品に含まれていると考えた方がよいでしょう。

もっとも気をつけなければいけないだらだら食べ

食後はむし歯菌の出す酸によって、歯の表面からエナメル質が溶け出す「脱灰(だっかい)」という現象が起こりますが、しばらくすると再石灰化(さいせっかいか)という現象が起こって溶け出した歯の成分が再び歯に取りこまれます。
食事に時間をかけ、歯が糖分と接する時間が長くなると脱灰と再石灰化のバランスが崩れて歯に穴があいてしまうので、「だらだら食べ」はやめましょう。

妊娠中のお母様の身体と赤ちゃんの歯の関係

[画像]妊娠中のお母様の身体と赤ちゃんの歯の関係

生まれたばかりの赤ちゃんにはまだ歯が生えていませんが、実は妊娠7週ごろからすでに歯の芽ができはじめています。
この時点では、赤ちゃん自身の大きさはまだ11mm程度しかありません。

妊娠3ヶ月から4ヶ月ごろになると乳歯のさらに奥に永久歯胚もつくられはじめ、妊娠4ヶ月から5ヶ月ごろになると、石灰化といって歯が硬くなりはじめます。
出産するころには歯ぐきの中にしっかりと乳歯が形成され、その奥では永久歯の準備もできた状態になります。

赤ちゃんの歯を丈夫にするために

赤ちゃんの歯質を丈夫にしてあげるためには、妊娠中のお母様がバランスのよい食事を摂って栄養を補給する必要があります。
とくに歯の形成に必要な栄養素は、しっかりと摂るように心がけましょう。

歯の形成に必要な栄養素 多く含まれる食品 関連する成長過程
タンパク質(良質なもの) 魚、卵、牛乳、豆腐などの大豆製品など 歯の基礎の形成
カルシウム 小魚、チーズなどの乳製品など 歯の石灰化
リン 玄米、赤身の肉、卵など 歯の石灰化
ビタミンA ウナギ、ホウレンソウ、ニンジンなど 歯のエナメル質の土台形成
ビタミンC かんきつ類、ホウレンソウ、サツマイモ、キャベツなど 歯の象牙質の土台形成
ビタミンD サンマ、卵の黄身、キノコ類など 石灰化の調整やカルシウムの代謝促進

迷信に惑わされないようにしましょう

[画像]迷信に惑わされないようにしましょう

昔は「一子生むと一歯失う」などといわれ、赤ちゃんにカルシウムが取られるため、妊娠中は歯を失いやすいという迷信を多くの人が信じていました。
しかし、妊娠が原因でお母様がむし歯になるというのは、実は間違いです。
お母様自身がバランスのとれた食事を摂り、歯みがきなどのケアをしっかりとすることで、歯を守ることができます。

赤ちゃんのむし歯

[画像]赤ちゃんのむし歯

むし歯は細菌による感染症です。
食べものを口移しで食べさせたり、お母様と同じスプーンで食べさせたり、キスするときにだ液がお口に入ったりすることで、赤ちゃんがむし歯菌に感染します。
お母様をはじめ、ご家族のお口の中に細菌がたくさんいると、当然、むし歯菌に接触しやすくなります。
出産前からご家族みんながお口の中を清潔に保つことが大切です。

乳歯がむし歯になると、永久歯がむし歯になりやすくなったり、歯並びが乱れたりする原因にもなります。
大切な赤ちゃんの歯を健やかに育ててあげるために、妊娠中からお口の中をきれいな状態に保っておきましょう。

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